こんにちは!さくらです。
あなたはビジネスの大前提ってなんだと思います?
ビジネスを学びだしたときにこんな言葉を聞きました。
“ビジネスの大前提とは
・相手が求めているものを把握し適切な商品を提供する
・相手の悩みを知り、解決策を提供する
つまり
「何を売りたいか?」ベースで考えない
常に相手都合で考える(自分をないがしろにするわけではない)”
その時には【相手都合で】というのがピンとこなかったのですね。
たぶん相手というのがはっきりしていなかったからだと思うんです。
なんとなくそこにいるけど、どんな人なのかよく知らない。
そんな段階で相手の都合なんて想像つかなかったのかなと思います。
でも、最近相手都合で考えるというのが大事というのはこういうことなんだ!!と思える出来事がありました。
今回はそのことをお伝えしたいと思います。
ビジネスの大前提というだけあって、どのビジネスにとっても大事なことなのでちゃんと理解しておくといいですよ。
できるだけしっかりと理解してみてくださいね。
相手の都合と自分の都合は一致しない
私は画像加工をしているのですが、自分が作った画像をスマホケースに印刷してオリジナルの商品としてネット販売をしています。
ある日「スマホを買ったのでスマホケースを作ってほしい」という依頼がありました。
どうしようかな・・・とちょっと迷いました。
その理由は、以前スマホケースを作った時に印刷された色が私の思った色と違っていたからです。
もしまた私のデータの色と実際の商品の色が違ったら困るなと思ったんですよね。
その事情をお話しして理解していただいたうえで、とりあえずサンプルにいくつか画像を作ることにしました。
さて、どういうスマホケースにすればいいのか・・・
ご希望は、クローバーが好きなのでクローバーと、ラッキーカラーがグリーンとグレーなのでその2色を使ってほしいということでした。
クローバーは、グリーンだからクローバーがグリーン。となると背景がグレーかな?
そんな感じでなんとなくイメージが固まり、固定観念になりました。
それを踏まえていくつかサンプル画像を作って。。。
でもあまりピンとこない???といった感じがしました。
サンプル画像を依頼主様に見ていただいてもほめてはくれるけど、これといった決め手がない感じでした。
もう少しクローバーを小さくしてみてほしいと、シンプルな方が好みということでした。
そして色ももっと落ち着いた色がいいとのことでした。
こんな感じがいいとご提示された画像は落ち着いた深いグリーンの背景にそれよりちょっと薄いグリーンのクローバーそして白いキラキラ。
私がご提案したものよりもずっとシンプルなものを希望されていたんですね。
そこで自分がスマホケースを購入する際の事を思い出しました。
私はその時にはスマホケースをあまり派手なものにしたくありませんでした。
スマホケースってずっと持ち歩くものだから、あまり目立たないものの方が無難かなと思ったのです。
だから目立たたない色の無地のものを選びました。
でも、自分で画像を考える際、シンプルなものよりもなにか目を引くような、少し凝った画像にしないといけないような気持がありました。
それにシンプルすぎるとすぐできてしまうので、手を抜いてるんじゃないかって思われるような気もしました。
けれど本当は違ったのです。
自分がいいかなと思うことでも、相手の方に気に入っていただけるのかというとそうとは限らないんですね。
今回スマホケースを作る際も自分目線が強かったのだと思ったのです。
そしてそこで思い出したのが冒頭で挙げた「ビジネスの大前提」でした。
「相手が求めているものを把握し、適切な商品を提供する」
そういったことができていなかったのだなと感じました。
常に相手都合で考える。
それがビジネスの大前提というのも、とてもうなづける気がしました。
ターゲットとコンセプトを設定して相手を見える化する
今回は最初からお客さんのご意見を聞きながら商品を作っていったので相手都合を考えていなかったことに気づきやすかったのだと思います。
たとえばネットビジネスでブログやメルマガを配信している時、お客さん一人一人に直接何が欲しいのか聞いて書くというのは難しいと思います。
「”相手”が求めているもの・・・???」
「”相手”が求めている未来・・・???」
何を求めているのかわからないといった状態になってしまいます。
ただ漠然と”相手”を思い浮かべてしまうからぼんやりしてしまうのですね。
そこで、
ビジネスをする際にターゲットとコンセプトをきちんと決めるようにするとよく言われます。
ターゲットとは「誰に」
コンセプトとはテーマをどういった方向性で進めていくのかということです。
ターゲット”相手”が何を求めているのか。
ターゲットがどういう状態かだけでも、その求めているものは変わってきます。
すでに食後にデザートを食べたなら、大好きなケーキを目の前に出されても食べたいと思わないですよね。
細かく”相手”の事を設定していくと、ぼんやりしていた”相手”がだんだんはっきりしてきます。
・相手はどんな人
・好きなものは
・何がしたいのか
・何のためにこの記事を読んでくれているのか
そんなことを細かく設定していけば何を提供していけばいいのかもだんだんはっきりしていきます。
ターゲットがどんな人なのか設定することをペルソナ設定といいます。
細かくペルソナを設定してみましょうね。
ターゲット(誰に)どうなってほしいのか
そのために何を伝えるのか それを伝える理由とは・・・
そういったコンセプトも決めていきましょう。
そして、
相手が求めているものを把握し適切な商品を提供する
相手の悩みを知り、解決策を提供する
なにかを提供された時に、それが以前から欲しいと思っていたことなら、ほしいと思っていたものが手に入ったら喜んでいただけます。
まとめ
今回は実際のお客様がいたので、やりとりの中でがあったので相手の方が求めていることもわかりました。
でも、ネットビジネスってブログやメルマガを書く段階では相手であるお客さんがよく見えません。
実際に誰かとやり取りするわけではないのですから。
でも、誰か一人の人をペルソナ設定する。
あまりちゃんと設定できないなら、少し前の自分が悩んでいたことでも。
その悩みをどう解決していけばいいのか、解決策を提案するようにする。
こうやって「ターゲットやコンセプト」をきちんと決めていくことがビジネスにとって大事なのだと思いました。
ビジネスの大前提とは
・相手が求めているものを把握し適切な商品を提供する
・相手の悩みを知り、解決策を提供する
つまり
「何を売りたいか?」ベースで考えない
常に相手都合で考える(自分をないがしろにするわけではない)
ということです。
相手の求めているもの。適切な商品。
相手の悩み その解決策。
自分の勝手な思い込みや自分の都合に振り回されていると【相手】はなかなか見えてきません。
常に相手都合で考えることでわかっていくものなんですね。
ビジネスでお客様に喜んでもらいたいですよね。
そのためにもビジネスの大前提を忘れないようにしてくださいね。
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